PR

白髪はどうして生える?原因と今すぐ始める対策法

ヘアケア

白髪はどうして生える?原因と今すぐ始める対策法

ある日突然、気になりだした白髪の悩み。

黒い髪のあいだに、ちらほらと色が抜けたように白く光って見える白髪。同じ年齢でも多い人と少ない人がいるのはなぜなのでしょう。

白髪の原因を突き止めて、適切な対策をとることで白髪の気にならないキレイな艶髪を保ちましょう。

そもそも白髪ってなんで生えるの?

毛髪に色を与えているのはメラニン色素で「毛母細胞」という部分で作られています。

「色素細胞(メラノサイト)」が作り出すメラニン色素が髪の内部に取り込まれることにより、黒い髪となって生えてきます。

白髪はこのメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、着色がされずに生えてきてしまった髪の毛なのです。

白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)が残っているにも関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプ(休止型)とメラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプ(欠失型)があり、白髪の多くは欠失型といわれています。

白髪になる原因4つ

1.加齢

ほとんどの人が、加齢によって白髪が増えてきますが、加齢もメラノサイトの働きを低下させる要因のひとつ。

メラノサイトの働きが悪くなり、メラニン色素の生成が鈍くなって白髪が多くなっていきます。

白髪は平均すると30代中盤頃から目立ち始め、50代前後で半分近くが白髪になるケースが多い様子。

髪の毛はヘアサイクルに基づき、4~6年で抜け落ちますが、抜け落ちる際にメラノサイトも同時に失われ、若い時は、次の髪が生えてくる際にメラノサイトも再生しますが、加齢と共に再生しないケースが増えてくるのです。

2.栄養不足

メラノサイトの働きを正常にするためのはいくつかの栄養素が必要です。

食生活の乱れによってこれらの栄養素が不足すると、白髪を引き起こす原因になり、過度なダイエットなども栄養が偏る原因になるため注意しましょう。

3.遺伝

白髪になりやすい人と、そうでない人がいます。

両親どちらかが若い人時から白髪が多ければ、遺伝的影響が関係してきます。

最近の研究により白髪では黒髪に比べて、メラノサイトの生存や維持、黒化に非常に重要な働きをもつ遺伝子の発現量が低下していることがわかってきました。

メラニン色素が生成されにくい遺伝子だったり、成長ホルモンの分泌量が少ない遺伝子などが遺伝することが研究により証明されています。

しかし遺伝だからと諦めることはありません。

白髪を生えにくくする対策をしていれば、白髪が生えるまでの時間を遅らせることは可能です。

4.ストレスや生活習慣

ストレスによる白髪への影響は血管が収縮し、血行不良になりやすいということ。

血行不良になると、髪の成長、白髪の抑制に必要な栄養素が毛母細胞まで届きにくくなります。

また、睡眠不足や夜更かしも白髪の原因に。髪が最も成長する午後10時〜午前2時の時間帯は寝るようにしましょう。

今日からできる白髪対策

ストレスを溜めない&規則正しい生活習慣

まずは、ストレス解消&規則正しい生活を送ることを意識して。そうすることで、自律神経のバランスが整ってメラノサイトの働きを活発にすることができるんです。

しっかり睡眠時間をとる。軽い運動をする。

など、できることから始めてみてくださいね。

白髪対策に効果的な食べ物を摂る

白髪対策にはタンパク質やミネラル、ビタミンを積極的に摂るように心がけてください。

「タンパク質」は肉類・卵・大豆製品に多く含まれる。

「ミネラル」は海藻類や魚介類、ナッツなど。

柑橘類に多い「ビタミンC」やレバーや納豆などに含まれる「パントテン酸」などバランスの良い食事を摂るがポイントです。

頭皮マッサージで血行促進

頭皮マッサージには、頭皮の血行をスムーズに促す効果が期待できます。

血行が促進されるとメラノサイトの働きも活発になるため、白髪対策に効果的。

摩擦で頭皮が傷つくのを防ぐため、頭皮マッサージはシャンプーなどのついでに行うのがおすすめですが、血行促進効果が期待できる育毛剤や頭皮美容オイルなどを使うとより効果が期待できます。

白髪対策は、どれもそれほど難しいことではありません。

無理をせず、規則正しい健康的な生活を送るということが大切です。

今日からできる毎日のケアで、白髪対策を効果的に行っていってくださいね。